休日の公園は家族連れでにぎわう。いつもと変わらない光景だ。

しかしこの公園を惨劇が襲うのだった。

公園で一人の男が突然マシンガンを放った。公園内はたちまちパニックに陥り次々と射殺されてしまう。更に爆弾を投げつけ爆発させると男は満足そうな表情を浮かべながらその場から立ち去った。

公園で発生した銃乱射事件を受けサニーは周囲を調査していると一組の親子が現れた。
「俺達がほんの一瞬目を離さなければこんなことには・・・」
父母の言葉に目を丸くするサニー。父母は神妙な面持ちであることを打ち明けた。

「あの時いつものように公園にいてほんの一瞬目を離した瞬間に息子が犯人とぶつかってしまって息子は必死に頭を下げたのですが、息子はひどく蹴り飛ばされて私達が抗議したら一緒に殴られたり蹴られたりしてそのあとこんなことになってしまったの。」
母がそう言った時だった。

「俺をコケにしておきながら女に庇ってもらうなんて随分情けねえ家族だな。まあいい、俺の嫌いなガキもまとめて殺してやるからよお。」
一人の男が手をバキボキ鳴らしながら現れた。

「あいつです。あの男が息子を・・・」
父がそう言いかけた時だった。

「何チクってんだこの野郎!!」
男は父母を殴り飛ばした。男は子供にも手をかけようとしたのでサニーは子供を庇うが、男は銃を取り出した。

そして

ドォン

男はサニーに向けて銃を撃った。サニーは銃弾に倒れてしまう。気が付いた父母は倒れてるサニーに気づき呼びかけるが、反応がない。
銃殺されてしまったのか?そんなことが頭によぎると撃たれたにもかかわらず血が出ていないことに気づく。サニーは射殺されたのではなく麻酔で眠らされてるのだった。

「チッ、バレたか。けど残念だったな。この麻酔は永久に効果があるから何をしても無駄だ無駄!いくらその女に助けを求めようが無駄なんだよーっ!!!」
男は父母を殴る蹴る等して激しく甚振った。父母が倒れると男は子供にも激しく地面に叩きつけるなどして動けなくなるとマシンガンでとどめを刺した。それでも飽き足らない男は仕上げとばかりに爆弾を投げつけ、遺体を爆破させたのだった。

「さーて次はどこ狙おうかな?」
男がそう言って立ち去ろうとした時だった。

「!?」
男は突然腕をつかまれた。振り返るとそこには怒りに満ちたサニーが立っていた。
「捕まえたわよ!」
サニーが目を覚ましてることに驚く男。

「さっきの爆発で目が覚めたわ。周りに飛び散った血の跡は何?」
低い声で静かに問いかけるサニー。男の腕を掴む力を強めると勢いよく投げ飛ばした。

「てめえ女の癖にやるつもりか?」
男は反撃をしようとした。

しかし反撃する間もなくサニーは容赦なく攻撃を続けた。
「相手が悪かったのよ!もう観念しなさい!!」
サニーはそう言いながらマシンガンを撃ち続けた。負けじと男もマシンガンを撃ち続け、激しい銃撃戦が繰り広げられた。

「今度こそ永久に眠らせてやる!!」
男はそう言いながらサニーに接近した。必死で攻撃を続けるサニーだが、弾切れを起こしてしまい窮地に陥ってしまった。

サニーに攻撃が迫る中男は勝利を確信した。するとサニーの手が黄色く光り、銃弾を遮断した。予想外の事態に驚く男。

そして、サニーの手から黄色い光線が放たれると男に命中した。男はその場に倒れ、戦闘不能になった。

その後、サニーは黄色い光についてマイケルに話すと激しい怒りを露わにしたことでこの能力が発動したと明かしていたという。

終わり

戻る

TOP